ピストバイクとは?他の自転車には無い固定ギアの良さや魅力。

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ピストバイクまたはトラックレーサー、
と呼ばれる自転車に興味があり色々と調べてみました。

ピストバイク?ピストバイクのブームは去ってるよ。何を今更って思われる方も中にはいるかもしれませんよね。

というのもピストバイクは2006年頃に渋谷、原宿からが爆発的なブームが起こりファッション業界やスポーツメーカーも、そのブームに乗っかり知名度は一気に広まりましたが、現在はブームが去ったと言われてるからなんですね。

この記事では私の用にピストバイクに興味を持った人の為に参考になればと思ってます。

何故ピストバイクのブームが日本で起きたのか?

自転車フレームやホーイル自転車屋

ピストバイクが流行だしたのは2006年頃です、ブームが起こる前は少なくとも私が住む東京ではピストバイクという言葉は聞いた事はありませんでした。

日本では競輪の競技用の自転車としてピストバイクは存在はしていましたが現在の用に公道を走ってる事は、まずありませんでした。

マニアックで物好きの方は乗っていたかもしれませんが。今のような物ではありませんでした。

ピストバイクは渋谷、原宿から流行ったと言われていますが2006年以前の渋谷や原宿ではプジョーのPACIFIC-18やBD-1 Standardのような小さい自転車や折りたたみ自転車をよく見かけました記憶があります。

またピストバイクの流行る前に若者の間に流行った自転車といえばBMXでしたね、BMXとは1970年初頭にアメリカで生まれた小径自転車です。

このBMXは技を競う競技用自転車としても注目されていてトリックの練習をする方も当然いましたが、その独特な見た目から街乗用自転車として乗ってる方もよく見かけました。

私も知り合いに頂き一台もっていましたが、こいでもこいでも進まない自転車と感じていました。

話が少しそれましたので戻しますとすと、何故ピストバイクが流行ったかという事です。

BMXが流行った事にも同じ事が言えるのですが、物を流行らすにはきっかけをつくる火付け役がいます。

注目される事の無かったピストバイクのブームにした作ったのはこの方々やスポーツメーカーと言われています。

藤原ヒロシ

藤原ヒロシ

藤原ヒロシは当時日本のストリートファッション界ではカリスマ的存在でした。

また彼は海外のカルチャーを日本に持ってきて伝える事が非常に得意な人物と言われていました。

現在では藤原ヒロシを知らない方の方が多く今では昔ほど影響力は無いですが、昭和の後半の生まれの方でストリートファッションに興味のあった方はご存知の方が多いはずです。

ストリートファッションとピストバイクの関係性

メッセンジャーバイク
Photo credit:torbakhopper

ピストバイクはメンテナンスがしやすく丈夫な事から1980年頃からニューヨークのメッセンジャーが利用しはじめました。

メッセンジャーとは荷物を運ぶ自転車便の事で現在でも多くのメッセンジャーはピストバイクを乗り荷物を届けいています。

日本でもピストバイクを乗って荷物を運ぶメッセンジャーの方は多いです。

もちろんピストバイクだけではなくロードバイクやクロスバイクで荷物を運ぶ方も大勢います。

メッセンジャーの仕事は非常に過酷で一日に50km~100kmも走り続けると言われています。驚く事に、たまに女性のメッセンジャーの方も見かける事があります。

日本のメッセンジャーに比べニューヨークのメッセンジャーは個性豊かなファッションスタイルをしている方が多いです。

ニューヨークという土地柄もありますがメッセンジャーは基本的に見た目は全く関係無い仕事である為に服装やタトゥー、髪型などの縛りが無いです。彼らは物を運ぶのが仕事ため見た目が業務内容に影響することが無いんですね。

その為、自分の個性やファッションスタイルを保ちながら仕事が出来るわけです。こういった自由な生き方をしてるメッセンジャーは若者からアイコンモデルとされました。

若者のアイコンモデルになったメッセンジャーというカテゴリーにはビジネスチャンスが生まれました。ここに目を付けたのがストリートファション業界です。

ストリートファッションとは大手ファッション業界ではなく、あくまでサブカルチャーから自然的に発生されるファッションです。

日本ではそのストリートファッション界のカリスマ的存在であった藤原ヒロシがピストバイクを東京から流行らせたとされています。

当時、藤原ヒロシはピストバイクのチームを作って東京をツーリングしていました。当然ストリートファッション界の仲間が、そこに集まるわけですから必然的に若い方へピストバイクの存在は広まっていきました。

またピストバイク=ニューヨークというネームバリューも付けて伝えた為に若者が興味を持ちピストブームが起きました。

このような形でピストバイクが日本に入ってきたので競輪用のスポーツの自転車としてよりファッション自転車として広まったと言っても良いです。

スケボーチームT19

シュプリームとアンチヒーロのスケボー

日本ではストリートというサブカルチャーから火がついたピストバイクですからスケボーやBMXに乗っている若者に広まるのは、あっというまでした。

中でもスケボーチームT19の存在は大きかったと言われています。

スケボーに乗ってる方でしたらご存知の方が多いと思いますがT19は東京のスケターのチームです。

スケボーの大会を開催するほど影響力のあるT19は日本スケターにとっては憧れのチームでした。当時の日本ではスケーターとして生活をするのは厳しいかった為にプロスケーターという響きは若者の憧れとされていたんですね。

T19の名前の由来はTOKYOの頭文字のTを取り、スケートボードのSがアルファベットの19番目にあたる事からT19という名前が付けられています。

T19は17名の所属メンバーとされており、その中の1人に上で書きましたピストバイクを流行らせたとされている藤原ヒロシも所属されています。

T19は1992年に日本で始めてのデッキのブランド(デッキとはスケートボードの板)を作り販売しスケートボード会社になりました。

日本で始めてのデッキブランドと言う事もありスケターに注目されました。そのスケーターという民衆をひきつける事のできたT19メンバーはスケボーに加えピストバイクという異なる2つの乗り物を1つのストリートカルチャーとして伝えました。

この事によりスケーターはもちろん若者の間でピストバイクという自転車にさらに火が着きました。

スケターは自分のスケートボードをメンテンスする事が出来るためピストバイクも同様にメンテナンスやカスタマイズ行い自分のライフスタイルやファッションスタイルに取り入れる事が出来きました。

また今までは走る為のピストバイクでしたがスケーターやBMXライダーが乗る事によりトリックを絡んだ新しい乗り方へと進化しました。それを見る観衆は影響されて現在はXスポーツの競技にもなっています。

ナイキジャパン

ブレーキ無し 問題無し ナイキのパルコの広告

またナイキジャパンの影響もピスバイクをブームにしたと言っても良いです。

2007年の4月にナイキはブレーキが無いピストバイクに乗る若者を広告として持ち上げました。

キャッチコピーは【ブレーキなし。問題なし。Just do it!】という物で渋谷のパルコPart1に貼られました。

この広告のコンセプトは若者に対し立ち止まらず走り続ろ!っと言うものだったのですが。道交法違反を誘い起こす。と自転車に乗るサイクリストや一般の歩行者に批判され、1日で広告を剥がす事になりました。

この事がネットで話題になり炎上起こしました。この出来事がきっかけでピストバイクを知った方も多いかと思います。

ピストバイクと藤原ヒロシとT19とナイキの繋がり。

原宿のナイキストア

これらの人物やスポーツメーカーがピストバイクのブームを作ったとされているわけですが、実は藤原ヒロシ、T19、ナイキ、の三点はもともと全て繋がっていたんですね。

藤原ヒロシはT19に所属するメンバーでもありナイキとも深く関わる事のある人物でした、藤原ヒロシによるブランド、fragment(フラグメイト)では多くのナイキとの協同制作によるスニーカーを販売されています。

T19に関してもナイキと協同制作を行っています。また渋谷駅に一番近い当時宮下公園を呼ばれていた公園が、2011年に宮下ナイキパークと大きく変わりパーク内にはスケートボード場が作られました。この時にT19も大きく関わったとされています。

※現在宮下ナイキパークは大規模の町計画で潰されました。

ピストバイクのブームは何故去った?

こうした業界や人物から発信されたピストバイクであった為、ピストバイクに乗っていた人間は活発的な若い層でした。

一つのブームとなったピストバイクは当時スケボーやBMXと同じような道を辿りとして一つのカルチャーが発展していくだろうと言われていました。この時のピストバイクの売れ行きは、すさましい物があり10万、20万円のピストバイクが飛ぶように売れたと言われていす。

ではなぜブームとなったピストバイクが去っていったかと言いますと、事故の多発です。

当時ピストバイクを流行らせた藤原ヒロシやT19はブレーキを取り付けずに雑誌や広告媒体にのってピストバイクを露出していたわけです。

ナイキの【ブレーキなし。問題なし。Just do it!】の広告にしてもしてもそうですね。それを見る若者は当然ブレーキを外したピストバイクで公道を走る事になります。

ピストバイクはブレーキがなくても固定ギアの為に止まる事はできる自転車ですが、停止までの走行距離は一般ブレーキよりも長いです。

また勢いがあり回り続けるペダルを止めるには技術が必要になります。初心者ではまず止められまません。

私も経験がありますが、下り坂では恐怖すら覚えます。

ピストバイクの事故は多発した。

注意の看板キャラクター

2007年にはピストバイクによる死亡事故まで起きてしまいました。警視庁はブレーキの無いピストバイクは重大な交通事故に繋がる恐れがあると判断しブレーキ無しの違反自転車の一斉取り締まりを行ないました。

またこの頃、テレビタレントがブレーキの付いていないピストバイクに乗っていて捕まってしまった事もありブレーキの付いていない自転車が町を暴走しているとマスメディアにも大きく取り上げました。

世間の風当たりは悪くなっていき当然インターネットの中でもピストバイクの話題で炎上、評判はどんどん悪くなっていきました。

この頃から自転車販売店もブレーキを取り付けて販売する事に決まりピストバイクのブームは去っていきました。

改めで思う事ですが、ピストバイクによる危険性を無視してブームにしてしまった事が悪かったと思います。

海外でのピストバイクはどうなの?

台湾のピストバイク
Photo credit: father TU

こうして日本では去っていったピストバイクの文化ですが他の国ではどうなのでしょうか?

アメリカのニューヨークまたはサンフランシスコではピストバイクはストリートカルチャーとして根付いてます。

アジア圏でもピストバイクのブームが起こっています。

私は2015年の夏に台湾の首都台北と、ベトナムの首都ホーチミンに行きました。

台湾は新日文化と言う事もあり日本のストリートファッションブランドを着た若者を多く見かけました。またそういったスタイルの彼らがピストバイクに乗る姿を街中でよく見かけました。

ベトナムのホーチミンでも多くの若者が固定ギアの自転車に乗ってる姿を見かけました。台湾よりホーチミンの方が圧倒的に多かったです。

完全にカルチャーとして根付いると感じました。ベトナムは世界で一番バイクの需要が多い国です。ホーチミンはベトナムの首都ですから当然、国の中で一番バイクが多いのですが、バイクではなくピストバイクで街を走る若者をけっこう見かけました。

ベトナムでのピストバイクの乗り方は公園でトリックをしたり、カスタマイズしたピストで街を走行したりと、日本でブームになった流れと同じ物を感じました。

ピストバイクやFixed Gear Bikeってどんな自転車?どんな魅力があるの?

スピナジーのホイールの紫のピストバイク
Photo credit: father TU

ピストバイクのピストとはフランス語で競技トラックという意味でこの後ろにバイクが付いてピストバイクとなります。

競輪の競技用の自転車という意味ですね。

またピストバイクはトラックレーサーとも呼ばれる事もあります。競輪は陸上競技場のようなトラックの中で行われるスポーツなのでトラックレーサーとも呼ばれているんですね。

ピストバイクの見た目はロードバイクと似ているいますが特に違った点がいくつかありますので説明します。

固定ギヤとフリーギア

Leo Visual O.さん(@litoral_bikes)がシェアした投稿

ピストバイクは固定ギアというギアが取り付けられています。固定ギアとは空回りしないギアの事です。

一般的な自転車は下り坂で足を止めてもタイヤが回り続けますよね、これはギアが空回りをしてる為なんです。

この空回りするギアの事をフリーギアと呼びます。ピストバイクに付いている固定ギアの場合はタイヤが回り続けている限りペダルも回り続けます。つまり自転車が動いている限り足を止める事ができません。

速度が早いほどタイヤの動きも早くなる為にペダルを回す回数も上がってきます。

固定ギアは自転車のスピードがダイレクトにペダルに伝わりますので急な下り坂では、ものすごい勢いでペダルが回り続けるという事になります。

勢いの付いたペダルを止めるには回り続けるペダルを踏ん張って止める事しかできません。固定ギアはペダルとタイヤの動きが一体化されている為です。

ペダルを踏み込んだ力の分だけ車体は前へ進みますし、ペダルを踏ん張って止めると車体は止まります。また後ろにペダルを回すとタイヤは逆回転する為に車体がバックします。これがピストバイクに付いている固定ギアです。

ブレーキを着ける穴が無い

ピストバイク、ブレーキの穴が無い

現在生産されている町乗り用のピストバイクまたはFIXERはブレーキを付ける場所はありますが、ピストバイクは本来競技用として作られた自転車なので古いピストバイクのフレームや競技用として生産されているフレームにはブレーキを取り付ける部分がありません。

ブレーキを着ける穴が無いフレームは穴を開けてブレーキを付けるかブレーキとフレームを繋ぐパーツを購入しブレーキを取り付ける事になります。

日本の公道を走る為には前輪後輪とブレーキを二つ着けない限り走行できません。

ブレーキを着けないまま乗った場合道路交通違反になる為です。

ピストバイクは固定ギアの為ペダルを踏ん張って車体を止める事もできますが完全に止まるまでの距離が長いです。ブレーキの無いピストバイクは瞬時に止まる事が出来ない為に公道で走るのは危険なわけですね。

軽量な自転車

ピストバイクは競輪用に作られた自転車ですので非常に軽いです。完成車で5kgを切るものもあります。

5kgというと大きめの猫一匹くらいの重量です。男性でしたら片手で十分持ち上げられる重さですよね。

最近市販されている、なんちゃってピストはフレームだけでも非常に重く見た目だけを意識した物もありますが良い物は本当に軽く乗ってみると感動します。

ピストバイクはロードバイクやマウンテンバイクとは違いスプロケット(歯車)が一枚というのもいう所も軽量できる理由です。当然見た目もスッキリとシンプルになります。

もともと競技用の自転車なので重量が軽いだけでなく丈夫にも作られています。

技が可能な自転車

ピストバイクのトリック夜
Photo credit:CC BY-NC-SA

ピストバイクは固定ギアを使っている為に一般的な自転車ではあり得ない動きを可能にします。

例えばバックをする事もその一つです。

一般の自転車ではバックは出来ませんが固定ギアが取り付けられているピストバイクはバックが可能となります。

また赤信号などで止まっている時に固定ギアのピストバイクは一輪車のように前後運動が出来るため足を付かずにバランスを取り直立する事も可能です。

こういった動きは簡単に出来るの事ではないですが練習を重ねる事によって出来るようになります。

一つの技ができるようになると次の技へと難易度も上がっていきます。

技の事をトリックと呼ぶのですがトリックを練習してその動きを身につけるのもピストバイクの楽しみ方とされています。スケートボードやBMXのようなエクストリームスポーツの要素がある為に若い方にも人気がある自転車だといえます。

自分好みオリジナルの自転車にカスタマイズできる。

自転車のカスタマイズ

ピストバイクは非常に分かりやすく最小限のパーツで組まれています。

パーツが少ないのでメンテンスがしやすくメンテナンスを行なっているうちにカスタマイズを覚えていきます。

自転車のカスタマイズはピストバイクに限った事ではないのですがピストバイクが渋谷、原宿から流行った為にファッション的要素の高いパーツが多く生産されました。

例えば今までは自転車と言えば黒いタイヤが定番でしたがピストバイクが流行り若者をターゲットとした奇抜的なグリーンやレッドのカラータイヤが多く生産されました。

またタイヤ以外にもアニマル柄のサドルや奇抜的な柄のサドルもピストバイクを販売しているショップにいくと置いてあります。

カスタマイズは最初、簡単にできるグリップ(ハンドルの掴む部分)やサドルを自分好みに交換していきますがカスタマイズに夢中になる方は見た目だけではなく機能的な部分もカスタマイズします。

中~上級者になると自分の自転車を組み一台を完成させる事も可能です。

カスタマイズの面白い所は豊富なパーツです。ピストバイクは競輪用として歴史の長い自転車であるため現在では生産されていないレアなパーツやビンテージパーツを取り付けて走る事もできます。

自分だけのオリジナルの一台を組み立てる事がロードバイクやマウンテンバイクよりもパーツが少ない分簡単な自転車です。

NJSとピストバイク

NJSのロゴ

ピストバイクを購入しようと思い色々と調べるとよくNJSという単語がでてきます。

このNJSとは日本自転車振興会の認定部品のマークで競輪用に作られたパーツです。

町で見かける固定ギアの自転車には平たく薄いエアロフレームやカーボンホイール、バトンホイールなどピストバイクに興味がある方なら憧れる高級パーツで組み立てられる事がありますが、これらのパーツにはNJSのマークは入っていないんですね。

つまりこれらのパーツを使用した場合には競輪の競技には参加できません。競輪はギャンブルの為、自転車の一つ一つのパーツに不正がでないよう規定を作っています。この規定基準を充したパーツのみNJSマークが付きます。

ではなぜ規定基準を作るかというと競輪選手の乗っている自転車同士でスペックの差を付けない為です。

つまり競輪は同じクオリティーの自転車で競い合っており車体で有利や不利が生まれないようにされています。結果、競輪を見にきているお客さんにも賭けやすいようなります。

一台だけ軽い自転車など有利な条件を作らないない為にNJSマークが刻印されているんですね。

えっ!?じゃあNJS規定外のパーツを使えば競輪選手の自転車より軽い自転車も作れるって事?と思う方もいると思います。そのとおりなんですね。競輪選手の自転車より軽い固定バイクを組み立てる事は可能ですね。

自転車に興味があると軽い=素晴らしいと考えがちですがNJSのマークの基準には強度や精密度合の基準もあります。

世界でも認められるNJSのピストパーツ

NJSのパーツは重量だけではなく頑丈で精度の良いパーツです。その為世界的にも評価が高く人気があります。アメリカのオークションサイトebayなどでは高価な金額で取り引きされています。

インスタグラムやツイッターなどのSNSを使い海外のピストバイクをみるとNJSのハッシュタグが付いてある物を見かける事があります。

信頼性の高いパーツなので海外でも人気があるわけです。

当然日本でも高価な値段で取引されていて中古フレームでも安くて3万円前後で落札されています。高い物だと10万以上で落札もされます。

NJSの新品は何処で購入できるの?

NJSの新品パーツの購入はフレーム以外はインターネットで購入できます。

ただし、NJSのフレームだけは一本一本、手作りで作っていますのでインターネットでは購入できません。全てオーダーフレームと言うわけですね。乗る人の身長や手の長さや足の長さなど体のバランスに合わせて作る為です。

世界で一本のオーダーメイドのフレームの為、値段も当然高いです安くても10万円からと言われています。

また競輪に関係の無い人間には作ってくれない工場が多く、NJSのフレームは貴重な訳です。

町で見かけるNJSのフレームは競輪選手や競輪学校に通う学生が手放した中古の物が多いです。オークションなどで中古フレームを購入してカスタマイズし町で乗っているわけですね。

NJS中古フレームの購入の注意点

新品のNJSフレームはオーダー品の為に高額です。そのためNJSフレームに乗りたいほとんどの方がオークションや中古や自転車店で購入する事になります。

中古のフレームでしたら安く手が届きやすいですよね。

オークションに出回ってるNJSのフレームは、競輪の試合用や選手の練習用に使われていたフレームです。つまり競輪選手や競輪学校の生徒が本格的に使っていたフレームになります。

その為にどんなコンディションなのかを詳しく知る必要があります。中古とはいえそこそこの値段がつくNJSのフレームです。せっかく購入するので失敗せず良い物を選んで購入しましょう。

落車事故のフレーム

オークションで販売されているフレームのには落車事故のフレームがあります。

競輪は60Km台で走る競輪です。60kmというスピードで転倒した場合当然フレームへの衝撃は強く自転車はゆがみます。こういった歪みがあるフレームのまま試合に参加する事は危険ですので選手はオークションに出品したり中古自転車屋に売るわけです。

歪があるフレームでも大丈夫なの?っと懸念しますが、競輪選手のように60Kmを出して走るわけでは無いので多少の歪みでしたら問題ありません。

ただし、購入しない方が良い状態のフレームがあります。それは割れや亀裂の有るものです。たまにオークションでも【割れあり】というフレームが出品されていますが、こういったフレームの購入はお勧めできません。

当然ですが亀裂や割れが広がっていったら危険ですよね。ましてや走行中にフレームが割れたら大事故になりかねません。

ほかにも、こういったフレームはできるだけ避けましょう。

  • 頭管のゆがみ
  • ボトムブラケットシェルのゆがみやネジ山の潰れ/li>
  • 前後のエンドのゆがみ/li>

頭管のゆがみ

頭管とはフレームの先端の短いパイフです。上からはハンドルを固定する軸となるステムが入る場所であり、下からは前輪を支えるフォーク(前輪を支える棒)が入る部分になります。

つまりハンドルと前輪を繋いでるパイプなんですねこのパイプが歪んでとハンドルと前輪が斜めに固定されている事になります真っ直ぐ走行する事ができません。例えば手放しで運転したとら左右のどちらか歪んで方向に曲がっていきます。

軽い歪でしたら気付かず乗っている方も多いですし問題ないと思いますが大きな歪みは走行していても気持ち悪し危険ですので避けましょう。

ボトムブラケットシェルのゆがみ、またはネジ山の潰れ

ボトムブラケットシェルとはBB(ボトムブラケット)が入る場所です。

丸裸のフレームを側面から見た時に左右に通った穴が足元付近ににあります。これがボトムブラケットシェルです。ここにBBというパーツが入り左右の足でこぐ中心軸が出来ます。

ペダルをこいた時に円を描くようにスムーズに回せるのはボトムブラケットシェルがあり、その中に軸となるBBがあるからなんですね。

BBは足でこぐ回転運動の中心パーツでそのパーツを取り付ける穴がボトムブラケットシェルという事になります。

BBとボトムブラケットシャルの取り外しは至ってシンプルでネジとナットのような関係です。

クルクルとまわして取り付けます。お互いにネジ山があり回していけばピタッと取り付けられます。その為このねじ山の潰れや、大きく歪んでいたり腐食して錆びているとネジの役目が無くBBが着けられない、またはBBが刺さったまま抜けないといった事になります。

ピストバイクをスムーズに気持ちよく動きで乗る為にはBBのような動きのあるパーツににグリスアップをしていく事が大事です。

グリスアップとは油刺しのようなメンナンスで金属と金属が重なりあって動く部分にグリスを塗っておくと滑らかに動く為に傷付きにくくなります。

グリスが乾いた状態で動かすと金属同士がガチガチぶつかり合うのでお互いに傷ついてしまうんですね。

内部のパーツが傷つくと運転中にゴロつきといって、違和感のある動きになってきます。ペダルをこいだ時にはガタゴトいった細かい振動が足に伝わりペダルの踏み心地が悪いです。

内部で傷ついた金属が擦れ合っている為なんですね。こういった事がおきないよう回転運動の中心部のあるBBもグリスアップをした方がよいんですね。またゴロついてしまった場合でも簡単にBBの交換もできます。ですがBBを取り付けるボトムブラケットシェルが奇麗な形を保っていなければBBが抜けない、または最悪取り付けられないですよね。

ボトムブラケットシェルのゆがみ、またはネジ山の潰れは十分注意しましょう。

前後のエンド幅のゆがみ

エンド幅とはタイヤの真ん中にあるハブという軸の棒が入る幅の事です。

自転車のタイヤは前輪後輪と二つ付いていますので一台の自転車に2つエンド幅も存在します。

ピストバイクもロードバイクもシングルスピードもマウンテンバイクも前輪のエンド幅はすべて一緒で100mmで企画されています。

つまり前輪はピストバイクのタイヤもロードバイクのタイヤも交換して履かせる事ができるわけですね。

ところが後輪のエンド幅は異なります。ピストバイクのような固定ギアの自転車は110mmと120mmの二つの企画有ります。マウンテンバイクは135mm、ロードバイクは130mmと企画されて作られています。

この幅が合っていないハブを購入しても取り付けが出来ないです。

エンド幅が合っていのに、むりやり広げたりして取り付ける事もできますがお勧めしません。

このエンド幅が歪んでいるとタイヤを取り付けてもタイヤが斜めに付いてしまったりします。

エンド幅に大きな歪みのある中古フレームは気をつけましょう。

ピストバイクのサイズと身長。

ピストバイクのサイズって自分にはどのくらいが合っているのかって最初は分からないですよね。

本来はスポーツバイクのなので腕の長さや足の長さを測りフレームを決めるのですがオークションの場合そうはいかない場合が多いです。ですので大体の方は身長でフレームサイズを決めます。

ピストバイクのフレームの大きさはシートチューブの長さで記載されている事が多いです。

シートチューブとは、サドルの棒が入るパイプでボトムブラケットシェルまで繋がっているパイプです。

ピストバイクのフレームの選び方は好みが分かれますがフレームを少し小さめにしてシートを上まで上げて乗るバランスの方が多いです。

身長とフレームサイズの目安

身長 フレームサイズ
150cm~168cm 470mm
155cm~172cm 490mm
158cm~176cm 510mm
160cm~180cm 530mm
166cm~184cm 550mm
170cm~187cm 570mm
174cm~190cm 590mm

フレームのサイズが自分の体に合っていないと余計なところに力がかかりスムーズな走行が出来ません。

トップチューブ(フレームの一番上のパイプ)をまたいでみて2cmくらい又とチューブに余裕があり足が付く位が丁度良いサイズだと言われています。

ピストバイクやFixed Gear Bikeのフレームの形

ピストバイクはダイヤモンドフレームという形で構成されています。

ダイアモンドフレームとは二つの三角形を繋げたような形で、トランプのダイアの様な形のフレームです。この形は耐久性が強くピストバイク以外にもスポーツバイクや一般自転車に使われている形です。

このダイヤモンドフレームの中でも3種類の形にわかれます。

  • ホリゾンタルフレーム
  • スローピングフレーム
  • 逆スローピングフレーム

ホリゾンタルフレームとは?

ホリゾンタルフレーム

ホリゾンタルフレームとはトップチューブと地面が並行に並んでるフレームです。

このホリゾンタルフレームはダイヤモンドフレームの原点でこの形のフレームが最初につくられました。古い豆腐屋の自転車や郵便配達の自転車などみてもホリゾンタルフレームの物が使われています。

地面とトップチューブが並行のため見た目のバランスが良くスッキリと綺麗な形のフレームです。ヤフーオークションなどで売られているNJSのフレームはホリゾンタルの物が多いです。

スローピングフレーム

スローピングフレーム、青

スローピングフレームはロードバイクやマウンテンバイクで見かける事が多いフレームです。

トップチューブが前から後ろにかけて下がっているフレームです。

ピストバイクに限ってですがこのスローピングフレームよりホリゾンタルのフレームの方が好まれます。スローピングフレームは身長の低い女性でも乗車が楽な為に小さいサイズの固定バイクはスローピングフレームの物が多いです。

逆スローピングフレーム

マヴィックのディスクホイールのファニーバイク

逆スローピングフレームはトップチューブが前に下がったフレームの形です。

スローピンの逆の形のフレームですね。前輪が小さいタイヤで後輪が大きいタイヤのファニーバイクに使われていた形ですね。現在は前後同じサイズのタイヤを取り付ける事のできる逆スローピングフレームも販売されています。

この形のフレームも固定ギアのファンには人気があります。

トップチューブが前に下がっているのでハンドル位置が低く前傾姿勢で走行する事になります。その為、風の抵抗を抑える事ができるフレームの形です。

直線を早く走る為の構造になっています。

ピストバイク、トラックレーサ、FIXEDGEAR、フィクスドバイク、シングルスピードの違いは?

ピストバイクに興味がわき調べるとFIXEDGEARやらシングルスピードやらFIXやらと色々な言葉がでてきて混乱ますよね。同じピストバイクではないの?って思ってしまいますよね。順番に説明いたします。

ピストバイク

日本では固定ギアの自転車を全てピストバイクと呼ぶ事が多いですが、厳密にはこれは間違いです。

ピストバイクはあくまで競輪用の自転車の事です。

ピストはフランス語で自転車競技場と言う意味なのでピストとバイクをくっ付けると自転車競技場の自転車いう意味になります。つまり競輪用の自転車という事です。

トラックレーサー

トラックレーサーもピストバイクと同様の意味です。自転車競技場を英語に置き換えるとトラックとなります。

自転車競技場でレースをする自転車なのでトラックレーサーと呼ばれます。フランス語ではピストバイク、英語にするとトラックレーサーという事になります。

Fixed bike

Fixedは固定という意味です。bikeは自転車と言う意味なので固定自転車と言う意味になります。

本来であれば固定ギアの自転車なので、Fixed Gear Bikeと言うのが正確なのですがピストバイクをピストと呼ぶように短縮されFixed bike呼ばれています。更に短縮されFIXIEやFIXなどとしても呼ばれますがすべて固定ギアの自転車という意味です。

つまりスポーツ形でないママチャリのようなフレームでも固定ギアでしたらFixed bikeと言う事になります。

シングルスピード

シングルスピードは変速機の付いていない自転車の事です。つまりスプロケット(歯車)が一枚だけしか付いていない為にギアを変える事ができない自転車の事です。シングルは一つという意味ですよね、歯車が一枚のみなのでシングルスピードと呼びます。

ただしギアの一枚のママチャリの様なフレームの自転車はシングルスピードとは呼びません。あくまでスポーツ方のダイヤモンドフレームの自転車の事をシングルスピードと呼びます。

シングルスピードは固定ギアであっても、フリーギアであってもスプロケットが一枚の自転車は全てシングルスピードと呼びます。

すべて似てるような意味ですが異なった意味なんですね。

日本ではこれらの自転車をすべてまとめてピストバイクと呼んでいます。

私の思うピストバイクの魅力

汚い自転車のハブとスポーク

ピストバイクは自転車の中でもシンプルな車体です。シンプルな理由はギアを変える事が無い為です。

ギアを変える事のできる自転車は歯車の数が多くワイヤーも多いです。それに比べピストバイクの歯車は後ろと前の二枚だけです。またワイヤーの数もブレーキの2本のみです。シンプルですよね。

ピストバイクはロードバイクやクロスバイクの様にメカニックな部分が少ない為、初心者でもメンテナンスに取っ付きやすいです。

メンテナンス、手入れを自分ですることで、その自転車に愛着がわくと思ってます。ピストバイクに関わらず自分で組み立てる楽しみを忘れている人が現代の人には多い気がします。簡単にお金をだせば手に入ってしまうのでメンテナンスせず愛情がわかない。

一昔一大ブームのなったピストバイクも町を歩いていると、シートに穴があいていたり、汚れたままになっているのをみかけます。汚い自転車を見るとかわいそうだなっと感じてしいます。

事故の多発のせいで誰もがピスト乗りを叩くようになり、風当たりが良くなく冷めてしまったブームでしたがピストバイク自体は悪くないですよね。自転車を好きで乗ってる人間ならマナーをまもる。当然の事だと思います。

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